中学生におすすめの歴史漫画【11選】

キングダム

キングダム

秦の始皇帝が中華を統一するまでの話
主人公の信が後に始皇帝となる政と出会いそれぞれの持ち場で奮闘しながら成り上がって行きます。信は伍長から始まり戦の度に手柄を立てて最目標である大将軍を目指すストーリーです。

500年ほど昔、春秋戦国時代の中国の話。下僕生まれの貧しい少年「信」が、中華の統一のために奔走し、天下の大将軍にまでのし上がる。そして、彼の幼じみに瓜二つの「政」…後の秦の始皇帝の姿を描く。

春秋戦国時代という実際の歴史を元にきていますが、歴史をよく知らないのでこの先どうなるかハラハラしながら読んでいます。登場人物の将軍達はそれぞれ個性があり男性漫画特有の登場人物の多さも魅力の一つだと思います。

また主人公の信は、戦争孤児という辛い境遇にありながらも、いつの日か天下の大将軍になるんだと、修行し、そしてどんどん出世していく様子は、勇気が湧いてきます。とにかく、展開が早く、毎回飽きさせません。今後の展開が楽しみです!

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ベルサイユのばら

ベルサイユのばら

時は、フランス革命の時代。
女性なのに、後継ぎの男子の誕生を強く望んでいた、父の意向で、女性なのに、男性として育てられた、主人公オスカル。
近衛隊隊長として、王妃、マリー・アントアネットの信頼も厚いが、庶民の貧しい暮らしを目の当たりにし、心が揺らぐ。
オルカルも、次第にフランス革命という大きな渦に巻き込まれていく。

マンガの軸は、女性なのに、男性として育てられ、マリーアントアネットと両想いの貴族、フェルゼンに、ひそかに思いを寄せる、男装の麗人、オスカルの葛藤、そのオスカルを慕い続けるアンドレとの恋愛にあると思いますが、フランス革命もわかりやすく描かれているし、絵もきれいなので、歴史マンガとしてはおすすめだと思います。

天上の虹

天上の虹

大化の改新を起こした、中大兄皇子の娘であるのちの持統天皇の物語です。漫画は何十年も不定期に発行され先日ついに最終巻が発行されました。女性として母として、そして天皇として生涯を生き抜いた女性の物語です。

中大兄皇子の娘である讃良の少女時代、中大兄皇子の弟である大海人皇子と結婚し妻として過ごし、歴史上の戦いや謀反などのドロドロがあり、天武天皇(大海人皇子)が亡き後持統天皇として即位する。持統天皇の一生について描かかれており、当時の歴史的事件や生活、結婚なども面白いです。

大化の改新や壬申の乱など歴史の教科書に出てくる事件が出てくるのがおもしろい。讃良の結婚もすごい。父である中大兄皇子の弟の大海人皇子と結婚。当時大海人皇子と結婚していた額田王は中大兄皇子の妻に。歴史に詳しくなれる作品だと思います。

昔の女性は早くから結婚したり、また叔父に嫁いだり奥さんが何人もいたりと、今では考えられないですね。歴史ものではありますが、男女の物語でもあります。作中にはいろんな恋模様や感情がうずまいています。上手くいかない恋愛がたくさん出てきて、ちょっと辛かったです。

横山光輝 三国志

横山光輝 三国志

中国の三国時代(魏呉蜀・西暦200年~300年頃)に活躍した英雄達の物語「三国志」は世界的にも有名で、人気のある読み物です。これを子供でも読めるような漫画にしたのが、横山光輝。横山三国志と言われ、多くの三国志ファンに愛されています。

中国の魏、呉、蜀、三国の国取り合戦物語。
今から1800年ほど昔の後漢時代の中国の黄巾の乱に始まりまり、蜀の滅亡までを描いています。
赤壁の戦い、三国鼎立等々、エピソードが豊富な上に天下統一を目指して英雄と呼ばれる様々な人間達が繰り広げる国取りロマン。

三国志というと、やはり劉備や諸葛亮が主役となりますが、結局、次の晋を造り、中国統一をしたのは魏なんですよね。もう少し魏を美化してあげてもよいのでは。魏はどうしても悪者なんだな、と思いました。横山三国志ならではの「げえっ」や「だまらっしゃい」などのセリフには笑わせてもらいました。

絵柄が見やすくて大変読みやすいです。単行本は60巻まで出ており読み応えたっぷり。蜀の劉備玄徳を中心として物語が進んでいきます。
多数の国取り合戦や膨大な数の登場人物、英雄たちの知恵比べ等々読み始めると止まらなくなる面白さです。

おーい!竜馬

おーい!竜馬

武田鉄也の原作を小山ゆうが描いた漫画で幕末の英雄、坂本竜馬の生涯を描いた漫画です。坂本家の長男として生まれた竜馬が土佐藩の郷士として成長し、討幕を果たし、近江屋事件で暗殺されるまでを実在した人物を交えてわかりやすく書いたものです。

「がんばれ元気」で有名な小山ゆうと武田鉄也がタッグを組んで坂本竜馬を描いた異色の作品ですが、実在する人物を交えてどこまで本当なのかはわからない点もありますが、歴史を知るという点では非常にわかりやすくよくできたストーリーだと思います。

生まれながらに郷士という身分の低い階級に生まれたがゆえに、その階級社会をなくそうとする気持ちが竜馬を動かす原動力となります。フィクション半分、ノンフィクション半分といったところでしょうか。実際にあったかわからないことも、実際にあったかのようにリアルに楽しく描かれています。幕末の志士らが多く登場しますので、歴史の勉強にもなります。

この漫画で坂本竜馬の幼少期からの成長を見ていると思い入れも強くなりますし、明治の時代を見ずに逝ってしまったことが非常に残念に思えるくらい、漫画の世界に引き込まれてしまいます。それまでは「がんばれ元気」が小山ゆうの代表作だと思っていましたが、今では№1は「おーい!竜馬」だと思います。

栄光のナポレオンーエロイカー

栄光のナポレオン

ナポレオン・ボナパルトの台頭からその死までを描きます。ベルサイユのばら作者の池田理代子先生の長期歴史漫画で、内容にはベルばらで登場した人物たちができてきます。ベルばら最終回その後の話を織り交ぜつつ、ナポレオンの生涯を描きます。

ナポレオンを最後までかっこよく描くのかと思いきや、しっかり彼の周りに起こった歴史背景、トップに立つ者による葛藤、人柄を描いている作品です。彼の体形も巻が進むごとに丸くなっていくのが面白いです。またベルばらのキャラクターが出てくるのも魅力的です。

風雲児たち

風雲児たち

幕末を描くために、関が原の戦いから始まる壮大な歴史マンガです。ギャグを織り交ぜながら有名な人からそうでない人まで、さまざまな人物が登場します。ギャグが多くデフォルメされている登場人物ですが、徹底した歴史考証が行われているので、今までとは違った人物像が描きだされています。

ギャグが多いので歴史が苦手だった人でも読みやすいと思います。教科書には出てこないような事件も扱われていて、その人物も魅力的に描かれています。この漫画を読んでから、吉田松陰のファンになりました。吉田松陰の最後が分かっていたので、その巻を読むのを躊躇するほど好きになってしまいました。

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長屋王残照記

長屋王残照記

天上の虹を書いている里中満智子先生が、持統天皇のあとの皇族の皇位継承争いについて、書かれています。歴史の教科書では通り過ぎる程度だった長屋王の変が起こるに至る複雑な人間関係が描かれています。女性コミック誌に描かれたこともあって色恋についても作者なりの見解で描かれています。

日本の古代史について、まだまだ未知の部分も多く、多くの学者がいまだ研究をするめている分野です。その分野について深く研究をして、ひとりひとりの残した歌などから人物を考察し、取材もかなりしている里中満智子なりの歴史小説です。長屋王の変破綻に暗記する程度のものがしっかりと物語として覚えられるようになりました。

封神演義

封神演義

主人公太公望は仙人界の師匠より「封神計画」を命令されます。
「封神計画」とは、人間界で好き勝手に振る舞う仙道たちを倒して、魂を封神台に閉じ込める計画です。仙人・道士・人間が宝貝という武器を用いて戦いが始まります。

物語の中に悪役で妲己ちゃんという悪役が出てきます。まずこの可愛さが見所です。あと、特に好きなのは色塗りです。服のデザインとあってて綺麗だなあと思います。完結もしていて、1巻から最後まで楽しんで読めます。

二宮金次郎―農業の発展につくした偉人

二宮金次郎―農業の発展につくした偉人

この漫画はタイトルにあるように、江戸時代の思想家であり農業家でもあった、二宮金次郎に対して書かれた漫画です。
二宮金次郎がなしえた

・藩の財政立て直し
・報徳の思想(立場に応じた生活をすべき)
・努力を報いるための報奨を通じての動機づけ

といった事業に対して、漫画らしく平易に書かれています。

二宮金次郎といえば、小学校の銅像に出てくるような有名な歴史上の人物でしたが、詳しくその業績は知りませんでした。特に私が印象に残っている部分としては、

『薪の倹約を通じて報奨を与え、倹約に努めて財政立て直しを図った』というくだりです。

アドルフに告ぐ

アドルフに告ぐ

この漫画は、故手塚治虫さんが書いた作品で、アドルフ・ヒトラー、アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミルという三人の男たちの話だ。

アドルフ・ヒトラーがナチスの党首で ユダヤ人の迫害を行った話は有名だが、この漫画はそれを軸に描かれている。

1983年。イスラエルで1人の日本人の男が 墓地にある一つの墓の前に花を手向けているところから、この物語が始まる。 彼の名前は、峠草平。三人のアドルフ達の運命に計らずも関わる事になったが、全てが終わった後で彼らの本を執筆しようとていた。

1936年8月、ベルリンオリンピックの取材の為に ドイツに協相通信の特派員として派遣された峠草平は、当時ベルリンに留学していた弟勲からの電話で「話がある」と呼び出され会う約束をしたが、取材の仕事で時間通り行けなかった。

やっとタクシーで弟が住むベルリン大学西通りに着いたが、弟は何者かに襲われ見るも無残な姿になっていた。その後遺体が持ち去られて跡形もなくなり、事件も隠蔽されて何事もなかったようになるが、峠だけがその謎を追うようになる。

そして、謎を追っていくうちに彼自身にも危険が迫り三人のアドルフ達とも関わっていくようになる。

この漫画は、歴史好きでなくても面白い。アドルフ・ヒトラーは学校の授業で習う事も多いし、ナチスの党首だったのは有名だ。だが、手塚治虫さんは「アドルフ」という名前に着目し、同じ「アドルフ」というファーストネームを持つ二人の男の運命とヒトラーの運命を描いている。

さらに、当時の出来事にベルリンオリンピック、日本・ドイツの第二次世界大戦での敗戦、ゾルゲ事件、イスラエル建国等があるが、それらが自然な形でちりばめられている。

アドルフ・カウフマンとアドルフ・カミルは日本とは縁が深く、随所にそれが表れているが、峠草平という男を三人の「アドルフ」の運命の 立会人に選んだのも、当時の日本とドイツの歴史を両方とも描くためだろう。

この漫画によって、三人のアドルフ、特にヒトラーの人となりや生活が身近に感じられる。読み応えがある作品である事に間違いはない。
とにかく、あっという間に読んでしまう。

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